マルチブラケット法
現在、世界中で最も実績がある矯正治療は、マルチブラケット法と呼ばれるものです。マルチブラケット法は歯にブラケットという装置を取り付け、そこにワイヤーを通して歯を動かします。ブラケットの素材は金属、セラミックス、プラスチックがあり、従来は金属製のものが主流でした。ワイヤーにもいくつかの種類があり、ワイヤーの色によって、お口の中が明るくなったり、目立たなくなったりします。
目立たないクリアブラケット
最近では、透明度の高いセラミックブラケットを使用することにより、見た目を気にされる患者様でもご納得して治療をうけて頂けます。
当院では、通常のシルバーワイヤー以外に、レモンゴールドワイヤーやピーチゴールドワイヤーも取り揃えております。レモンゴールドやピーチゴールドのワイヤーは、お口の中とワイヤーの色が調和され、全体が明るくなることで、より一層目立ちにくくなります。
弱い力で歯を動かす治療方法により、歯の移動にともなう痛みが大幅に軽減しました。
ブラケットとワイヤー間の摩擦を低減したため、歯の移動がスムーズになり、治療期間も短くて済むようになりました。
カロリー減量の重要性
クリアなブラケットは欧米人に比べて歯や顎の小さい日本人のために国内で開発されました。そのため、生体に無理なく矯正歯科治療を進めることが可能です。
ラディアンス
クリスタブレース
クリッピーC
CLIPPY-C[クリッピーC]は、トミーインターナショナル社のセラミック素材のセルフライゲーションブラケットです。セルフライゲーションブラケットとは、従来のブラケットのようにワイヤーとブラケットを、ゴムや結紮線[けっさくせん(細い金属線)]で固定しないで治療を行えるのが特徴です。
ワイヤーとブラケットを固定するのに、細い金属線やゴムを使用しないので、歯ミガキがしやすくなり、衛生的にも優れたブラケットです。ブラケット自体についている、開閉式のクリップ状の「ふた」がワイヤーを留めているため、ワイヤーとブラケットの間に若干の隙間、「ゆとり」ができます。このワイヤーとブラケットのあいだにできる「ゆとり」が摩擦抵抗を少なくし、歯への負担と、歯を動かす障害が軽減されます。その結果、歯が弱い力でスムーズに移動できるようになり、治療期間のが短くなり、また、矯正治療中の痛みが軽減するいわれています。
"降圧薬"と口渇
- 歯を動かすときの痛みが少ない
- 治療期間を短縮できる
- 装置の装着時間が短縮できて来院時間が短くなる
- 従来の装置よりも金額がやや高い
ボディは半透明のセラミック製なので、金属性のブラケットと比べて目立ちません。
セラミックは、変色しにくい材料なので、プラスチック製のブラケットと比べて着色汚れの心配が少なです。
強度を保つために、ワイヤーを押さえるバネの部分は金属製ですが(金属キャップ)、白色系の金属『ロジウム』でコーティングしているので、目立ちにくいのが特徴です。
従来型の表側矯正、金属製のブラケットを比べると、ややコストはかかりますが、審美性に優れた上に、痛みの軽減とや治療期間の短縮に優れた矯正装置です。
メタルブラケット
「歯列矯正」と聞いて、イメージされるのが、この銀色をしたメタルの装置(ブラケット)ではないでしょうか。
歯の表側に金属製のブラケットを接着する、一般矯正(唇側[しんそく]矯正、頬側[きょうそく]矯正)に使用される装置です。
メタルブラケットは、どうしても装置(ブラケット)が目立つという難点がありますが、金属のブラケットは、金属の特性により、薄くて丈夫です。
また、他のセラミックブラケットやデーモンシステムなどの装置に比べて、比較的低コストで治療を行えます。外からの見た目にはあまりこだわらず、治療費を抑えて、通院回数を抑えたい方に合った装置です。
裏側矯正(舌側矯正・リンガル矯正)
裏側矯正とは、従来のように歯の表側に装置(ブラケット)をつけるのではなく、歯の内側(舌側)に装置をつけることによって、人に気づかれずに歯並びを治す高度な治療法です。
通常の装置では恥ずかしいと思われる方でも「お忍び」で歯並び矯正ができます。
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