2012年5月2日水曜日

Fns


大腿神経伸張テスト(FNSテスト)T.Femoral nerve strech test

目的
 上位腰椎椎間板ヘルニア(L2〜L4)の鑑別 

検査方法
 腹臥位で股関節伸展位で膝を屈曲させていきます。
 
 通常:骨盤を固定せずに徐々に膝関節を屈曲させます。

 増強法:膝関節を最大限に屈曲させ、大腿部を過伸展させ更に内転を加えます。


尿失禁の男性

検査結果
 大腿前面に痛みが誘発されれば陽性になります。

検査の意味
 上位腰椎椎間板ヘルニア(L2〜L4)で陽性になります。
 鼠径部や股関節の痛み加えて、大腿前面に痛みが走れば、L3の神経根の圧迫を疑います。
大腿前面から下腿部前面に痛みが広がる場合はL4の神経根の圧迫を疑います。
大腿外側に痛みが再現されれば、外側大腿皮神経の刺激、圧迫を疑います



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