§1 血液検査とは/血液検査/尿と病気 |
血液検査は、尿を作るという腎臓の機能に異常を来たした場合に、血液に反映される情報を把握する事によ り、いち早くその状態を捉える極めて有益、重要な検査になります。 腎臓には血液を濾過し、尿をつくる重要 な働きがあり、腎機能に異常があれば、その異常が血液に反映されます。(例えば、腎機能が低下していれ ば、不要な老廃物が血液中に残っております。) また、 血液検査で、腎臓病の原因や進行を促がす要因を 推測する有用な情報も、もたらします。例えば、白血球は感染の有無を、中性脂肪は脂質異常症を、電解質 は腎機能を知る上での有用な情報をもたらしています。 |
§2 血液検査一般/血液検査/尿と病気
血液検査は一般の健康診断でもチェックされる非常に重要な検査です。血液検査により、健康状態は広範
にわたり、捉える事ができる事を殆どの方が自覚されておられる事と思います。腎臓病の場合には、腎機能
の直接の状態把握以外にも、 腎臓病に大きな影響を及ぼすような、 他疾患などの状態も 把握するために、
有用な情報を得る事ができます。糖尿病や脂質異常症(高脂血症)などや、加えて治療経過の観察にも、血
液検査は欠かせない有益な手法です。
背中や背骨の条件脊柱側弯症
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休暇めまい頭痛§3 生化学検査/血液検査/尿と病気
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§3−1 カリウム濃度異常による心電図異常模式図/生化学検査/血液検査/尿と病気
左側に呼吸痛み血清カリウム濃度異常で起きる心電図異常は、高カリウム血症では、高く先鋭なT波、P波減高(K7mEq/L以
上)、P波消失、QRS開大(K8mEq/L以上)、心室細動。低カリウム血症では、心室性期外収縮多発、U波出
現、P-R時間延長、ST低下などの異常波形が出現します。
§3−2 カリウム濃度異常に起因する主要疾患/生化学検査/血液検査/尿と病気
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§3−3 カリウム濃度異常値の処置/生化学検査/血液検査/尿と病気
低カリウム血症;カリウムを経口投与、静注により補給します。経口薬は、塩化カリウムは胃腸障害が出や
すいので、 徐放剤やグルコン酸カリウムやアスパラギン酸カリウムなどの投与などで対応し、静注は注入
濃度が40mEq/L上限で静注速度は20mEq/Lを上限に投与されます。
高カリウム血症;緊急対応では、カルシウム製剤(塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム)や重炭酸ナトリ
ウムで静注対応し、次いで、高張ブドウ糖液の静注を行います。第3はループ利尿薬やカルシウムイオン交
換樹脂の経口投与、注腸などで、 カリウムを排出する目的の治療が推奨されております。 その他、効果が
希薄な場合には、 無カリウム透析液、 低カリウム透析液を使用した血液透析、腹膜透析も推奨されている。
高カリウム血症で心停止状態になった場合も、 これらの対応を迅速に処置する事により救命に繋がる可能
性もあると指摘されております。
* クレアチニン・クリアランス値(GFR/Ccr);老廃物のひとつであるクレアチニンが糸球体で1分間に何mlろ過さ
れているのかを調べる。女性より男性のほうが、高値に出る傾向があります。高齢者では、腎機能が低下してく
るために、年齢が高いほど数値は下がってきます。
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GFR≒Ucr×V/Pcr → GFR≒Ccr GCR(糸球体濾過量)
Ccr=(Ucr×V/Scr)×1、73/A
Ucr;尿中クレアチニン濃度(mg/dl) V;尿量(ml/分)
Scr or Pcr;血清クレアチニン濃度(mg/dl) A;体表面積(u)
Ccr;クレアチニン・クリアランス(ml/分)
* BUN(血中尿素窒素);blood urea nitrogenは、実際には血清中の尿素窒素を測定しています。慣例的にこれ
をBUNとして使用しています。 血清尿素窒素とするならば、SUN(serum urea nitrogen)にすべきですが、この
血中の尿素窒素を使用しています。一般的にBUNはSUNより少し低値になります。
* 血清クレアチニン異常値関連疾患;クレアチニンは主に筋肉を使った時に発生する老廃物で、腎機能が低下し
ていますと、血中に増加します。 腎機能を知る有用なデータです。血清クレアチニンで異常を感知する時は、腎
機能が50〜60%以下になっている時とされるため、早期に腎臓の状態を把握するためには、クレアチニン・クリ
アランス
が必須です。
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